PFP関西ワークショップ#23 に参加してきました。

PFP関西ワークショップ#23「円滑なコミュニケーションの為にできる事、みんなで考えよう!」に参加してきました。


■事例紹介

まず最初は、いつも通りの事例紹介から始まります。
今回のテーマは、「ふりかえり」。


1人目は、とっても若いホンダさん。
若いながら業務のなかで、色々と悩みを抱えている。そこで、KPTを使って、ふりかえりされた。
プロジェクトメンバーとは一旦、区切りがついた後も、1人で自分のノートで定期的にKPTを続けているとの事。

また、困っていた上司に何か改善の方法はないかな?っと聞かれ、KPTを紹介し、評価されたとの事。


2人目は、コヤマさん。
コヤマさんの悩みのひとつは、チーム内のコミュニケーション不足。
KPTでふりかえりをすることで、見えてきた問題点に対して、情報を仕入れたら、必要と思われるメンバーに連絡してあげる事で、メンバーとのつながりも強くなり、相手も、積極的に情報をくれるようになったとの事。


おふたりの話を聞いて、ふりかえりといっても、そんなに形式ばる必要はなく、できる範囲でいいから続けることが大切なんだ。
という事を、あらためて学ばせて頂きました。

また、KPTというふりかえりのツールはきっかけでしかなく、実際にうまく改善できたのは、お二人ともが、今のこの現状を何とかしよう!
と強い気持を持って活動されていた事が1番のポイントですね。



■メインテーマ

本日のメインテーマは
「円滑なコミュニケーションの為にできること、みんなで考えよう!」
です。

開発などのプロジェクトを成功させるためには、メンバー間、上司と、部下と、他部門と、そしてお客様とのコミュニケーションはとても重要な要素の1つです。

職場で見回してみると、例えばタバコ部屋などでは活発な意見交換がされている事があります。(良いか悪いかはべつにして)

そこで、今回は、身近な所にあるコミュニケーションが活発になる場やアイテムから、活発になるための要素を、アジャタ法を使って考えました。


出てきた意見の中で、なるほど〜っと感じた物をピックアップしておきます。

●チョイ悪共有
学校で授業をさぼる、仕事中に喫茶店でサボル、など、ちょっとうしろめたい事を共有した仲間同士は、強い仲間意識が生まれます。
(怒られない程度のチョイ悪に留めておきましょう。)


●戦略的グチ
グチには本音が隠れている事がよくあります。
人のグチを積極に聞くことで、信頼関係が生まれる。またその愚痴から、改善のヒントが見つかることもあります。
ただし、感情的になったり、影響され過ぎないように注意が必要ですね。


●笑いを取りに行け!
関西人にとって笑いは必須。発表用のパワポに笑いを仕込む、おもしろメールを送る。
ビリケンを机に置いておくと、メンバーが触りに来た。
一見怖そうな人でも、笑いがあると、その人との距離感はグッと近くなりますね。


●ギャップを利用しろ!
仕事のメールでも、軽い笑える一文を添えることで、お互い話がしやすくなったりします。
また、普段と違う自分を見せる事で、新たな発見が親近感を持ってもらえます。


それ以外にも、
・相手との共通点を見つける。
・自分から積極的に話しかける。
・自分の事を相手に伝える。
・朝会などで、大きな声であいさつする。
・上司におごって貰い、ランチミーティングする。
・最初に、仕事じゃない話から始め、仕事の話に持って行く。
・言いたいことが、言える。認めてもらえる。場を作る。
・雰囲気を変える仕掛けをする。
・いつもと違う場所に集まる。
・うわべの会話ではなく、心のつながりを感じる会話
・名刺に、好きな物など、きっかけと作れる情報を載せる。
・おみやげが話のきっかけづくりになる。
・仕事とは関係ないコミュニケーションの時間を持つ。
などなど、たくさんの意見が出てきました。


アジャタを使ったワークショップは今回で2回目。
前回より馴染んできた感じがします。
アジャタサークル(真ん中の丸)があることで、議論の目的をかる〜く意識しながら(強制力は感じない)話ができる所が良いなっと感じました。

さっそく実践できそうなアイデアもたくさんありますね。
月曜日にさっそく使ってみようと思います。

ご参加いただいた皆様、たくさんのアイデアを頂きました。
とっても感謝! ありがとうございました!!